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Xplore2015 ドイツ紀行

3/6にドイツで行われたXplore2015についてまとめておきたいと思います。

製作したロボットの詳細についてはWORKSの方に上がっているのでそちらをご覧ください。

まずXploreという大会についてですが、これはドイツのメーカー「フェニックスコンタクト社」が2年に一度開催している世界的なものづくりコンテストです。

コンテストは6部門に分かれており、今回WITSは「環境部門」で洋上風力発電機の姿勢制御をテーマにエントリーしました。

 

このコンテストに参加することになったのは、ご支援頂いている早稲田電気工学会EWEの方からお声かけ頂いたのがキッカケでした。

当時はまだWITSも発足したばかりで大きな大会を抱えたことがなく、うまく戦えるか心配だったものの、ドイツへの夢には抗えず参加させていただくことになりました。

参加後はフェニックスコンタクト日本支社の皆さまや電気情報生学科の内田先生にご助言、ご協力を頂きながら製作を開始しました。

コンセプトが明確で作るべきものは分かっていたものの、今まで手に乗る程度のものしか製作したことがなかったので、人間くらいある大きさの機体を製作するのは大変だったと共にとても勉強になる経験でした(強度を初めて気にしながら作った)。

8月、11月、2月のビデオ審査を経てドイツ本戦通過の報せを受けた時の喜びは、何物にも代えがたいものでした。

そこからはドイツでのプレゼンに向けて装置の展示方法の見直しや当日の英語でのプレゼンテーションの練習を重ねました。

そして3/4に成田を発ち、イスタンブールを経由して3/6のドイツ・バートペルモントでの本戦に臨みました。

3分間のプレゼンテーションの後、審査員が各ブースを訪れて説明を受けながら成果物を採点していきます。

他のチームの成果を見ながら感じたことは圧倒的な完成度の高さでした。私たちの成果物は機能のみに重点を置いた非常に荒いものづくりでしたが、他のチームはコンテストでの発表を見据えた「人に見せるためのものづくり」をしているなと感じました。成果や仕組みが分かりやすく、見ていた楽しいものばかりでした。

結果は残念ながら入賞なりませんでしたが、新たな発見がたくさんあり、とても勉強になりました。

コンテスト後はパーティがあり、ドイツビールやドイツ料理を楽しみました。最後に帰国までの空いた時間に街並を観光し、お土産をたくさん買い込んで帰国の途につきました。

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